その情報、AIに渡して大丈夫?
金曜のAI・第3回。1号機に本物の仕事を渡す前に、入れていいもの・減らすもの・渡さないもの。
やぁ、三重で遊んで、海で遊んで、ちょっと羽が一個取れてるけど?
うん、来てくれたん?待ってた。記事うたはここ。今回女性やで
やぁやぁ、そあのです。 今日はちょっとだけ、真面目な顔してる。
先週、みんな1号機つくったでしょ。
で、動かしてみて、たぶんここで手が止まったと思うんだ。
「これ、私のデータ入れて大丈夫なやつ…?」
うん。今日はそこ。ゆっくり読むなら記事うたは止めて。BGMかけてどうぞ。
【BGM(音声)】
本物を渡す前に、線を引く
1号機って、練習用のオモチャじゃないじゃん。明日の製造数を出すなら本物の売上がいるし、商品説明を書かせるなら本物の商品情報がいる。
でもさ、全部入れていいわけじゃない。
で、なんで渡しちゃダメなのか。
AIが悪いやつだから、じゃないよ。
ChatGPTみたいなクラウドのAIへ入力することは、自分の頭や手元のメモ帳だけで考えるのとは違う。入力した情報は企業サービス側へ送られ、設定や契約によって保存・処理される。外部アプリにつなげば、そちらへ渡ることもある。
一度渡した情報は、自分の手元だけでは管理できなくなる。
だから見るのは三つ。
その仕事に、本当に必要な情報か
それは自分が渡していい情報か
残ったり他へ渡ったりしたとき、誰が困るか
ダメなのは「なんとなく怖いから」じゃない。
仕事に必要のない他人の情報を、自分の判断だけで外へ渡す理由がないから。
必要ないものは渡さない。
必要だけど秘密のものは、範囲を減らす。
自分に渡す権利がないものは、入れない。
そこで今日は、渡していいもの・減らして渡すもの・渡さないものを決める。それだけ。ほんとにそれだけの回。もう知ってるか。
おもしろいのがさ、四人とも危ないところが違うんだよ。
商品屋さんは、商品名も公開価格も天気予報も、そのまま渡していい。むしろ渡さないと計算できない。渡さないのは顧客名と連絡先。予約の名簿、AIに貼る必要ないでしょ。
発信する人は、自分の記事はそのまま。で、他人の未公開原稿とかコメントは渡さない。ここ大事。自分のものと他人のものは別だ。
海外で売る人は、商品情報・素材・公開価格はそのまま。売上や検索の実績は減らして。購入者の名前・住所・注文番号は渡さない。海外って、日本より個人情報にうるさい地域もあるからね。
ライターさんは、自分の作業手順ならそのまま。作業時間は案件名を伏せて。NDA原稿と顧客名と請求先と口座は、絶対に渡さない。守秘義務のある仕事だもんな。
「Bさんにすれば安全」じゃない
ここ、そあのも最初カン違いしてた。
名前を「Aさん」「B社」に置き換えれば安全でしょ、って思ってたの。
けど特定推測しやすい情報ってある。
順番はこう。
その情報、ほんとに必要?
判断にいらない項目を消す
名前・住所・連絡先・注文番号を置き換える
珍しい条件や日付もぼかす
残った必要な分だけ渡す
最初に「消す」から始めるのがコツ。置き換えるのは、そのあと。
ちなみに個人情報保護委員会も、事業者が生成AIに個人データを入れるときは利用目的や規約を確認してねって注意喚起を出してる。国も見てる話ってこと。
学習オフにしたから安心?
学習に使われるかどうかと、どこにどれくらい残るかは、別の話なんだ。
ChatGPTでは、設定をオフにした後の新しい会話は、モデルの改善に使われなくなる。でも通常のチャットは履歴に残る。削除したチャットは原則30日以内にシステムから削除される予定だけど、すでに個人との結びつきを外したものや、法的・セキュリティ上の理由がある場合は例外もある。ファイルはチャットとは別に管理されることもある。
だから確認するのは3つ。
学習に使われるか
どこに、いつまで残るか
外部アプリや共有相手に送られるか
これ、ツールごともプランごとも違うから、自分の使ってるやつで見といて。
ルールを決めても危険はゼロにならない。取引先って言う大事な相手がいるから、趣味の範囲だけでは済ませられない、これ大事。
「なんとなく怖いから全部やめる」から「ここまでは使う、ここから先は渡さない」に変えられる。それが今日のゴール。
貼る前に、これだけ見て。
本名・住所・電話・メール・口座・IDを消した
相手から預かった秘密や、未公開の資料じゃない
名前以外の組み合わせから本人を特定できない
判断にいらない情報まで貼っていない
公開・送信・価格・契約の最終決定は自分がやる
最後のやつ、地味だけど一番大事かも。
あとひとつ、当たり前だけど言っとくね。
「これ入れていいか判断して」って、AIに全部見せてから聞くの、ダメだかんなw
見せた時点で渡してる。判断は自分でやるやつ。そりゃそうだ、って話なんだけど、けっこうやりがちだから。
自戒もこめて。
他人の原稿やコメントは、その人が「そこの場で読まれるため」に渡したもの。AIへ読ませ、別の文章や教材にする許可までくれたとは限らない。
公開されていることと、好きに再利用していいことは別。
コメント使うなの苦情、くれ
じゃ、今日の宿題
自分の情報を三分類する(そのまま/減らして/渡さない)
ダミーデータで一件動かす(本物じゃなくていい。架空の売上、架空の商品で)
設定を3点確認する(学習・保存・外部送信)
顧客に見せるポリシーとかは、まだ作らなくていい。中途半端なやつ見せると、安心どころか「守れない約束」になるから。まずは自分用の線引きだけ。
でね、コメントに書くときのお願い。
書くのは「どんな種類の情報で迷ったか」と「三分類のどこに置いたか」だけ。 実際の名前とか案件の中身とか、顧客情報は書かないでね。
守りの回のコメント欄で漏らしてたらアカンw
そあの。
今日の道具:AIへ渡す前の5秒チェック
言いたいこと:ゼロか百かをやめる。ここまでは使う、ここから先は渡さない。
いつも読んでくれてありがと。
次回は第4回、この線引きを持ったままAIを自分の作業環境につなぐ回。
スマホ・音声・アプリ連携をやるよい。







個人情報とか、APIキーとか、そういうのは持ってかれるとどこでどうなるかわからんってAI触り始めた時にYouTubeでやってたからこれは結構気をつけてた。
けど、海外の方が個人情報厳しいんですね💦
それは知らんかった😱
AIの学習オフと情報をアップロードしていいかは別問題ってとこ、
大事なとこなのに抜け落ちること多いよね。
「AIと言えば学習」みたいなのに目を奪われてしまうのかも。
クラウドストレージが主流になってきて境界が曖昧なのも有るけど、
ウチの業界だと、わりと大きな会社でもそのへん有耶無耶だったりするよw